【レポ】伊勢神宮の御垣内参拝(正式参拝)に行ってきました

参拝レポ(三重)

ちぃぽんです♫

 

令和3年3月3日、この「333」が揃った日に伊勢神宮御垣内参拝(みかきうちさんぱい)に行って参りました~~♫

実は、御垣内参拝をしたのは人生初!!

 

そもそも、御垣内参拝があるってことを知ったのはまだ昨年のこと💦


ここで、初めて「御垣内参拝」というものを聞いた方のために説明します。

一般神社で「正式参拝」「特別参拝」と言われているものを伊勢神宮では「御垣内参拝」と言うようです。

 

一般参拝客はあの白いヒラヒラ布「御幌(みとばり)」の前までしか行けませんが、御垣内参拝というのは、その布の奥、神様により近い所で参拝をすることを言います。

いつも、垣内に入って参拝している人を見ては中に入れて羨ましい~~なんて思っていました(;´∀`)
これが「御垣内参拝」なんですねぇ~~

 

しかし、この御垣内参拝は何も特別な人しか入れないというルールはなく
あることをすれば誰でも入れてしまうんです!!



一般で御垣内参拝をするには?

事前予約は行っていないので、直接神楽殿に申し込みをします。

受付は8時~ですが、参拝ができるのは8:30~です。
16:30までなら利用可とのことでした。

 

私は普段より外宮から参拝しますので、外宮の神楽殿(お守り売ってるトコ)の窓口へ。

 

自分の名前・住所、初穂料を記入します。

この初穂料・・・な・・・なんと!!

1000円から!!

 

私は勝手に5000円~くらいかな?と思っていたのですが💦

神職さんが「お気持ちですので」とおっしゃられていまして、1000円でもいいようです。

 

初穂料は式年遷宮にあてられます。

 

私は1000円はなんだか安すぎて申し訳ない気持ちになったので3000円にしました。

 

両宮の御札もいただく予定でしたので😅

 

そうしますと、特別参宮という紙をいただけます。

この1枚で当日限り、外宮と内宮の両宮で御垣内参拝ができます。
加えて、神宮美術館や神宮農業館・神宮徴古館へ入場できます。

 

こんなに沢山の特典が!

 

しかし初穂料により待遇が変わります。

1000円~1万円未満は当日両宮1回ずつのみ。

 

1万円以上は2年間有効で、その間何度でも御垣内参拝ができる!らしいです☆

 

もし、伊勢の近くに住んでいたら・・・・
1万以上納めてますね!!

 

 

伊勢神宮崇敬会の会員とは

あともう一つの方法として、会員になるとその恩恵が受けられるようです!

 

詳しくはこちら→伊勢神宮崇敬会

外宮・内宮の御垣内参拝レポ&感想!

初めてのことで何もかも分からない私・・・

 

神楽殿でいただいた「特別参宮章」を誰に渡していいやらわからず、鳥居を入った先にいつもいる警備員(神宮衛士というそう)さんに見せる始末・・・笑

本来はまず、鳥居を入った左側にある建物(南宿衛屋)で受付をします。
神職さんが対応してくれます。

私の前に先に一人特別参拝してました。

 

一人参拝だ♫とワクワクしながら順番待ちをしていたことろ、後から来た男性が受付され、同時2人参拝に(;´∀`)

え~~自分一人がよかったぁ~~💦笑

 

なーんて思いながらも、これもタイミングだよね・・・と^^;

 

コートは脱いでくださいと言われたので、マフラーとともに荷物置き場へ。

お祓いをうけ、烏帽子を被った神職さんの後に続きます。

 

なぜか後から受付した男性が私の前を歩く・・・
「私のほうが先に受付したのに・・・」と心底思う笑

 

その男性に神職が垣内の中ほどにある鳥居の前まで誘導。
それに私も続こうとしたところ、神職さんに止められる。

 

「お一人様ずつですので・・・」

「はぁ💦すみません」と小声で謝る(笑)

 

男性の参拝が終わり、続いては私の番♫

 

意気揚々と鳥居の前まで行こうとすると、慌てて神職に止められました笑

 

「いえ・・・こちらで・・・」と、鳥居より数メートル下がった場所に案内されました。

 

そう、初穂料により、立ち位置が違うのです!!

・外玉垣南御門内(10万円以内)

・中重御鳥居際(10万以上)

・内玉垣南御門外(100万円以上)

と、言う具合に分けられているようです。

「なぜ私は後ろなんだろ?」

「あ、そうか!2番目だからか!」

と、この時はまだ初穂料が関係しているなんて気づきもせず💦笑
ただ、最初の人と同じ位置に立ってはいけないルールだと思いました^^;

 

そんなことよりも、この垣内の空間が素晴らしく感動さえ覚えました✨

通常、御幌(みとばり)前までしか行けないし、常に周りに参拝客がいるので落ち着いた気持ちになれない時が多々あります。

しかし、この空間は外部の音をシャットアウトしたような静けさ。
すぐ後ろに参拝客がいるというのに、不思議な空間でしたね!

外宮の神(豊受大神宮)は衣食住の神様ですので、何不自由なく生活が出来ていることに感謝をしてきました。

 

 

続いて、内宮へ。

二度目の御垣内参拝なので、スムーズ。

しかも、今度はお一人様~~♫

 

外宮同様、お祓いを済ませ、垣内へ。

 

で、今度は1番目だから鳥居の前でいいよね?と思いながらも一応神職さんに聞いてみると・・・

 

「いえ、こちらで・・・(鳥居より数メートル後ろを案内される)」

 

この時、全てを悟ったww

 

金額かぁ~~!!(笑)

 

いや、そうよね!普通に考えてもそうよね!!ww

 

てことは、外宮でご一緒した男性は10万円以上の初穂料を納めていたことになる!
そりゃあ、3000円の私と同じ待遇ではイカン笑

もちろん、これらは神社側の都合でなされていることで神様は皆平等にみてくださいます♫

 

神社も運営していかなければなりませんからね!

 

納得し、日頃の感謝を天照大御神に伝え、貴重な体験を済ませました。

内宮も外宮同様、遮断された空間といいますか、なんとも御神気が優しい~~✨

この感動を味わってしまったら・・・
御垣内参拝の虜になってしまいそう~~~!!

 

今回の参拝で、特別な御神気を味わえ、心がクリアになったような感じがしました✨


御垣内参拝の服装は?

服装に関しては事前に調べていましたので、スムーズに参拝できました。

では、どんな服装なら良いのでしょうか??

 

「特別参宮章」の裏面には・・・

「男性は背広・ネクタイ、女性はスーツ等フォーマルな服装でご参入ください」と書かれてあります。

 

私はスーツを持っていないので、礼服で参入しました。

これが無難かと思います。
男性は黒か紺あたりのスーツがあるといいですね!

 

御垣内参拝する方は他にも何名かいらっしゃいましたが、ほとんど礼服だったと記憶しております。

 

フォーマルな服装といっても、神職によりOKを出す人もいればNGを出す人もいるようなので、着ていくなら柄物は避け、地味めの色が無難かなと思います!

カバンは参拝前に荷物置き場に置くので、特に色指定はないです。


参拝は朝一番がおすすめ!!

私は愛知県在住でどちらかというと三重・岐阜寄りですので伊勢まではおよそ高速で90分。

 

この日は5時に家を出発。

もちろん朝から礼服を着ていました。
(着替えも持ってます)

 

この日は先に内宮の別宮である「瀧原宮」に最初に寄りたかったのでこんな朝早くの出発になりましたが、伊勢神宮だけなら7時位に家を出てもいいくらいです。


午前8時頃の外宮。
参拝客がちらほら。でも少なくて清々しい~~!!

多賀宮にも人がおらず、ゆっくり参拝できました♫
ここは気持ちがいい場所で大好きな空間です!

人がいなかったので、マスクをはずし、ここで深い深呼吸をしていました♫

エネルギーチャージですね!

 

午前8時50分頃の内宮。

駐車場もまだ余裕で空いてるし、一番近くに停めれました。
鳥居前はやはり参拝客が数名常にいるので、人が写り込んでしまいますが・・・

 

でも普段よりかなり少なくて心地が良いですね!

荒祭宮もこの通り。
秋に行った時は参拝客が行列を作っていました。

 

そして・・・なんと!!

神馬に会えました!!

 

もぅ何度も内宮へ行っているのに実は一度も神馬に会えたことがなかったのです💦

これも朝早かったから会えたのかな?
それとも偶然??🐴

 

とってもおとなしい馬で、動かなく、最初は作り物かと思ったくらいです^^;

 

名前は「草新(くさしん)」
鹿毛(茶色)の神馬です。

少し、ハニかみ屋さんなのかな?
ジーーッと見ていたら、鉄柱の影に顔を隠しましたww

 

というわけで、早起きは三文の得

いや、三文以上のお得がありました♫

 

通常、神馬は毎月1日・11日・21日の8時頃に正宮にお参りに行くそうなので、狙っていけば会える可能性はありますね🐴

社殿をもたない四至神にもご挨拶を

伊勢神宮へ行くと、ほとんどの方がここをスルーしています。

 

四至神(みやのめぐりのかみ)

 

こちらの神様は社殿がありません。
境内をお守りする神様で神宮の所轄社となっております。

 

ここは手をかざすところではなく、神様ですので
「2拝、2拍手、1礼」でお参りをします。

 

外宮の四至神は九丈殿前の榊の立つ石畳の上に祀られております。

 

ほとんどの方が「一生に一度は行きたい」という伊勢神宮。

見どころは他にもたくさんあるのですが、伊勢神宮に関してはたくさんの方が記事アップしていますからね!

 

今回は御垣内参拝について綴ってみました。では。。。

 

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