Part4 保護かTNRか

猫活動
TNRか保護か

 

こんにちは。
アニマルケア・サポーターのCHIHARUです。

このブログでは、アニマルコミュニケーションやレイキヒーリング、
Healyを活用したオーラ・レゾナンス分析を通して、
人と動物の心に寄り添う活動を発信しています。

また、地域猫活動での出来事や、
動物たちから教わる気づき、

日々の学びやスピリチュアルな視点も交えながら、
「心が少し軽くなるきっかけ」をお届けできたら嬉しいです。

動物たちと暮らす方も、そうでない方も、どうぞごゆっくりご覧ください。

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この子はTNR?それとも・・・

地域猫活動をしていると、必ずと言っていいほどぶつかる問題があります。

「この子、TNRする? それとも保護する?」

外で暮らす猫を目の前にすると、できることなら保護してあげたい。

暑い日も、寒い日もある。
交通事故の危険もある。
病気になることもある。

ご飯が食べられなくて飢えることもあれば
虐待にあうことだってある。

特に人馴れしている猫や、まだ若い猫を見ると、

「この子なら家猫になれるんじゃない?」
「わざわざ外に戻さなくても……」


そう思うのは、とても自然なことだと思います。

実際、私たちの会の中でも、この考え方の違いで意見がぶつかったことがあります。

TNR派と保護派


大きく分ければ、

「できるだけ保護して里親さんにつなげたい」という考えと、

「TNRを基本として、本当に必要な場合に保護する」という考え。

どちらも根っこにあるのは、

猫を助けたい。

という同じ気持ちです。

だからこそ難しい。

私はどちらかといえば、明確に後者です。

というより、私たちの会は、
そもそもTNR・地域猫活動を主軸として結成された会です。

だから私は、そこを見失ってはいけないと思っています。

「保護できるなら保護した方がいい」は本当に正解?

もちろん、保護が必要な猫はいます。

ケガや病気で外では生きていけない子。

まだ自力では生きられない乳飲み子。

明らかに遺棄されたと思われる猫。

人馴れしていて、里親さんにつなげられる可能性が高い子。

そうした猫を保護することまで否定するつもりはありません。


私自身、状況により保護もします。

でも問題は、

「かわいそうだから保護する」
だけで、次々と猫を抱えてしまうこと。

保護した瞬間から、その猫には毎日のごはん、
トイレ、医療、ワクチン、駆虫、不妊去勢手術、
飼育スペース、そしてお世話をする人が必要になります。


外には、助けを必要としている猫がまだまだいます。

「保護してください」
そんな声がメールで届くことだってある。

でも保護には、どうしても限界があります。




シェルターを持てば解決する?


会の活動をしていると、

「シェルターがあればいいのに」

という話が出ることがあります。

確かに、保護場所があれば助けられる猫は増えます。

でも私は、シェルターを持つことにはとても慎重です。

建物があれば終わりではありません。


家賃や固定資産に関わる費用、電気、水道、空調、フード、猫砂、医療費。

そして何より、

365日、猫のお世話をする人が必要です。

「場所があるから保護できる」

となれば、今度はそこへ猫が集まり始めます。

1匹空いたら、また1匹。

里親さんが決まらなければ、猫は残り続けます。

その状態で新しい相談が来た時、

「この子もかわいそうだから」

と受け入れ続けたらどうなるのか。

私はそこが怖い。

助けるために始めた活動が、抱えきれない猫を増やす活動になってはいけない。

だから、シェルターを持つことが必ずしも
「正解」だとは思っていません。


だって人間がつぶれたら終わりだから。


TNRは「外に戻して終わり」ではない


TNRというと、

捕まえて(T)
手術して(N)
元の場所に戻す(R)

それだけの活動のように思われることがあります。

でも、本来の地域猫活動はそこで終わりではありません。

これ以上、不幸な命を増やさない。

地域の中で適正に管理する(M)

私はTNRM活動を行い
一代限りの命を最期まで見守ってあげる・・・

そこまでできるならしてあげたいと思っています。


実際我が家の周りでTNRした子には
その後もご飯をあげ続けています。



もちろん、急に来なくなる子もいれば
リターンして以来、一度も来ない子もいる。

戻る戻らない、それは猫が決めること。

人はコントロールできない。




正解がひとつではないから、もめる

保護派の人が間違っているわけではありません。

TNR派が冷たいわけでもありません。

むしろ、どちらも猫が好きで、猫を助けたいからこそ意見がぶつかります。

目の前の猫を見れば、

「この子を外に戻したくない」

と思う。

でも団体として考えれば、

「この1匹を保護することで、次の猫に対応できなくならないか」

まで考えなければならない。

個人の感情と、団体としての運営。

ここが本当に難しいところです。

助けたいと、助け続けられるは違うし。

助けたい猫の数と、実際に責任を持てる猫の数は違います。

そして団体には、目の前の1匹だけではなく、
これから相談が来る何十匹、何百匹の猫たちのことも考える責任があります。

だから私は、

TNRを基本としているんです。


そして、本当に保護が必要な猫を見極めて保護する。

このバランスが大切だと思っています。





「かわいそうだから全部保護する」でもなく、

「TNRの会だから絶対に保護しない」でもない。

その猫の状態。
その地域の環境。
人馴れ具合。
年齢。
里親につながる可能性。


そして、今の会に最後まで責任を持てる余力があるのか。

そこまで含めて判断していかなければならないと

そう思っています



猫のために団体が潰れてはいけない

これは少し厳しく聞こえるかもしれませんね。

でも私は、

TNR活動を続けられる仕組みにしなければいけない

と思っています。

人も、お金も、場所も無限ではありません。

「この子も助けたい」
「この子もかわいそう」

その気持ちだけで走り続ければ、いつか人も団体も疲弊します。

そして団体が動けなくなれば、結果的に助けられる猫も減ってしまいます。

だから時には、

「保護しない」

という判断も必要になる。

それは見捨てることとは違います。

TNRして、地域で見守る。

それも立派なひとつの「命を守る方法」だと思っています。


TNRか、保護か。

きっとこの答えは、これからも簡単には出ません。

だからこそ、私たちの会は
ルールこそあるけど、迷った時はその都度みんなで考える。

そして、

「私たちは何のために作った団体なのか」

行き詰った時には、そこへ立ち返ることが大切なのではないでしょうか。

TNRは、目の前にいる猫を「助ける」ためだけの活動ではありません。

そもそも猫にしてみれば、突然捕獲され、知らない場所へ連れて行かれ、手術をされて、また元の場所へ戻される。

猫本人からしたら、いい迷惑かもしれません。

それでもTNRをするのは、これ以上、外で生まれる猫を増やさないため。

外で生きるしかない猫を、少しずつ減らしていくため。

そして、猫が増えすぎることで起こる地域とのトラブルを減らし、人と猫が共存できる環境をつくっていくためです。



アニマルケア・サポーター目線

私は猫の会の代表でもありません。

たくさんいるメンバーの中の、ただの一員です。

ただ、アニマルコミュニケーションを仕事にする中で、
私自身がとても大切にするようになったことがあります。

それは、

動物を人間の感情だけで判断しないこと。

「かわいそう」
「外にいるなんて不幸」
「家の中に入れてあげた方が幸せ」

そう感じるのは人間です。

でも、その猫自身はどうなのだろう?

私はそこも考えたい。

「この子はどうしてほしいんだろう?」

長く外で暮らし、その場所を自分のテリトリーとして生きてきた猫もいます。

人との距離を取りながら生きることを選んでいるように見える猫もいます。

もちろん、外では生きていくことが難しく、保護した方がいいケースもあります。

だからこそ、「外猫=かわいそう=保護」と一括りにはしたくありません。

人間の「助けたい」という感情だけではなく、猫目線でも考える。


私はそれを大切にしています。

活動を応援してくださる方へ

地域猫活動を続ける中で、手術後も見守っている地域猫や、
やむを得ず自宅で保護している猫たちのお世話も続けています。

現在9匹 + お外猫 5匹

日々のフードや猫砂、消耗品などは、できる限り自分で負担していますが

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